プロローグ

4/4
前へ
/83ページ
次へ
ドォンッ―――!! 『今度は別の車両だ!!隣車線から体当たりされている!!』 白い車の運転手は、ハンドルを必死に握り踏ん張るが、左からの執拗な猛攻に中央分離帯へと追いやられてしまった。 体当たりする車のリアウィンドウが下がり、顔を出したのは、黒い細長い筒。 コツ―――ッ 凶器の先端がリアガラス越しの青年を覗き込む。 恐怖の発砲音が鳴り響いた。
/83ページ

最初のコメントを投稿しよう!

182人が本棚に入れています
本棚に追加