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「フフフ」っと、そんな何が楽しいか全くよく分からない笑いを浮かべいると、大木の陰から緑色で足首辺りまでしかないスライムらしき存在が現れる。
「ん?スライムさんじゃないかね?」
俺は、座禅をやめ、立ち上がり近く落ちていた先端が少しとんがったいい感じの棒を拾い、スライムに向け、変な構えにに入る。
スライムは、それに答えるそぶりを全く見せずピョンピョンと跳ね、近づいてくる。
「おやぁ?私を倒す気かね?」
俺は、少し芝居がかかったセリフを言い終わると同時に丁度着地した時に飛び込み??
「ヤーッ!」
っと、奇声を上げ、スライムの真ん中らへんにさっき拾った棒を刺し込む。
スライムは、「シュ~~」と音を立て溶けて無くなる。
そして、コロンっという音を立て、地面に“魔石”らしい物を落とす。
「倒したか?」
直ぐに近くに近づき、倒した事を確認する。
そして、近くに落ちてあった魔石を手に取る。
「これが、魔石って奴かな?」
魔石をよく観察しながら頭を傾げる。
『ん~~~』っとしばらく考える『分かんね。』と諦め、魔石っぽい物をズボンのポッケにしまう。
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