ゼロを数えて

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 声を押し殺しながら、必死で私の動きについてくる彼女の額にキスを落として、親指の腹で膨れ上がった敏感な所を押すと、震えていた体がより一層大きく震えた。    痛いほど強く、指が締め付けられた。    そのあとに絞り上げるようにまた何度か収縮して、最後に少し緩むと、大量の愛液がにじみ出て摩擦がなくなっていく。   「っは、ぁ…は」    イッてる間、呼吸が止まっていた少女が、苦しそうに息を吐いた。    しばらく様子を見て、指を抜く。    抜いた動きに合わせて少女はぴくりと体を反応させた。    とろりとした液が、指と股の間に糸を引く。   「…ほんとに初めて?」    私の問いかけに、少女は小さく頷いた。   「そのわりに、中でもちゃんと感じてたね」   「お、おかしいですか…?」   「んー、いや。珍しいけど、感度がいいのは悪いことじゃないよ」    ほっとした様子を見せる少女に、頬が緩む。   「少しは、安心できた?」   「は…はい。ありがとうございます」  
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