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『優れた作品を読み終わった後、思う。
この作者は妄想のプロだと。
作品は妄想そのものである。
優れた作品を生み出すのは優れた妄想だ。
妄想というのは、とめどなく成長し続いて行くもの。
そして、それとは別に、もう一つの妄想…それは、作品中で登場人物がする妄想。(これは、例えば物語が現実の物と見せかけておいて、実は全て主人公の妄想だった…なんていうオチの作品に登場する方の妄想ですね)
こちらの妄想も、とめどなく、ある意味節操なく成長し続いて行き、時には妄想が『お化け』の様なものとして描かれる。
作品中で主人公は妄想と現実との区別が付かなくなり…ラストのページで(場合によっては)読者は妄想がいかに怖いものかをいやというほど思い知らされる。
と言う訳で、作者の創作の為の優れた妄想と、作品中の登場人物が思い描く恐ろしい妄想。
作品作りの重要なアイテムとして使われる妄想は、こんな風に二種類が有る』
↑↑
なるほど!
元来、『妄想』という言葉は『被害妄想』など、とかくマイナス・イメージで使われていましたが、最近はエブリスタ様ご主催の『妄想コンテスト』の様に『創作の為の原動力』といった意味合いでも使われるようになりましたね!
かく言う、私も『妄想』は大好きです(笑)
創作というのは、作者の脳内世界の産物ですから、やはり妄想無しでは作り得ません。(もちろん、ノンフィクション作品は別ですよ)
何しろ『妄想』ですから、自由な発想や手法で物語を作り…
また、それを考える事自体が楽しくもありますよね!
そして…
それとは別に『もう一つの妄想』…。
それは、作品中で登場人物が思い描く『妄想』という訳ですが、
実は、こちらの妄想も登場人物の『自由な発想』なのですから『登場人物にとって都合の良い』お話を作れる訳で…そして、最後の最後に
『実は全部、妄想だった!』(もしくは『全部、夢の中のお話だった!』…いわゆる『夢オチ』ってジャンルですね!)
と、こんな手法で『どんでん返し』を作れる訳です!
ここで必要なのは『妄想』でありながら読者には『現実のお話』と思わせる為の、ある程度の『リアル感』ですね。
さあ!皆さんもご自身の妄想を全開にして『妄想オチ』『夢オチ』にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
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