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5・(物語に)中国人を登場させてはならない。
(この条文の『中国人』は、『超常現象を駆使する人物』を指し、当時のミステリーにおいて『超人的な中国拳法』や『中国由来の不可思議な秘薬』などが多用されていた為、このような項目が設けられたとされる。
現在においては『差別的な条文』と勘違いされる事も多く、それを抜きにしても2、4の条文と内容が重複している為、欠番とされる事も有る)
↑↑
わ、私もこのルールを最初、パッと見た時…
「へ?な、何で中国人を登場させてはダメなんすか?!中国人の作家さんは自国を舞台にしたミステリーを書いちゃダメって事なんすか?!汗」
と、カナリ驚いてしまいましたが…
()カッコの中の補足説明を読み、そこで納得しました汗。
なるほど…。
『ノックスの十戒』が発表された1928年当時…
ノックス氏が在住していたイギリスでは、
『中国の方は、超人的な中国拳法や中国由来の不可思議な秘薬などが多用するので、超常現象を駆使する人物の様なイメージが持たれていた』という訳なんですね汗。
そういう事であれば、確かに先でご紹介しました『2・探偵方法に超自然能力を用いてはならない』や『4・常識的にありえない未知の薬物や、一般人の理解しづらい難解な科学技術を事件に適用してはならない』と、内容がダブってしまいます笑。
(でも、この条項を欠番にしますと『十戒』じゃなく『九戒』になっちゃいますね汗&笑)
しかし…ノックス先生…。
随分と、思い切ったルールを書いたものですね汗。
もし今、こんな事を発表しちゃったら、国際問題になりかねませんよ!(汗&笑)
あっ!もしも、お読みになってる方で中国ご出身の方がいらっしゃいましたら、どうかお気を悪くしないで下さいね!(汗)
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