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次にK達一行が向かったのは…
やはり、郊外に有る、ある大きな病院の建物でした。
この建物…
病院自体が潰れたか移転したかで、今は巨大な廃屋と化していました。
(廃屋と化したはっきりとした理由は、忘れてしまいました…汗)
この廃屋…
特に『何かが出る』などの噂は、無かったらしいのですが…
その朽ち果てた建物の外観や…
無人と化した建物内部の雰囲気は、そりゃもうカナリ不気味で…
何が出てきても、おかしくないって感じでした…。
K(外から建物を見上げて)「おお!いつ見ても凄いな!」
メンバー達は、その廃屋の中に入って行くと、先程の様にパチリパチリと写真撮ったりラジカセで録音したりしました。
K「ここは、こんなもんで良いかな。次、行こっか」
次に…
K達一行は、町外れに有る大きな墓地へと足を運び、そこでの撮影と録音も無事に(?)終了しました。
火星さん「よし。今の三ヶ所めで、ちょうどカセットテープのA面終わったよ」
K「了解。じゃ、次に行く所からB面で録音開始だね。(腕時計見て)あ…ちょうど、お昼だね!朝集まった公園にでも行って昼メシ食べよっか」
皆「おおーっ!!」
かくして…
K達は、朝集合した公園へと戻るとベンチに座りワイワイガヤガヤとランチを食べ始めました。
セクシィさん
「よし!火星!午前中録音したカセットのA面、聞いてみようぜ!」
火星さん「あ、そうだね」
火星さんは、メンバー達みんなが注目する中、ラジカセのテープをキュルキュルと巻き戻し、再生ボタンをカチリと押しました。
セクシィさん
「よぉし!来るぞ、来るぞ!ワクワク」
ダンディさん
「な、何か…入ってるかな……」
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