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…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………そして………………………
~テープの声~
Kの声『よし、ここ(最後に立ち寄った墓地の事)の撮影と録音も、これで終わりにしようか』
火星さんの声『了解!』
停止ボタンの音『カチリ』
…シーン…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
~テープ終了~
ダンディさん
「………これで…テープ、全部終わりかな…」
火星さん「うん…そうみたいだね……」
K達は、午前中に録音したテープを最初から最後まで全部、聞いたのですが…(沼、病院跡、墓地と)
K達の会話する声とか、彼等の歩き回る足音とか以外には、
特に怪しい音は、何も録音されていませんでした。
セクシィさん
「なあーんだ。結局、収穫ゼロか…。つまんなぇの…」
K「ま、こんなもんでしょ…。そんな、都合良く怪奇現像の音なんか録音できる訳無いよ。
正直、ちょっとは、期待したんだけどね」
亀さん「俺が撮った写真も、あまり期待できないかもね…。
とりあえず、フィルムは、今日の帰りに写真屋に寄って現像出しとくね」
(当時、デジカメなんてまだ無かったんで、写真の現像上がってみないと、どんな風に写ってるか分かりませんでした)
K「よしっ!まだ、昼からも行く所、有るじゃないか!
さっ!元気出して、頑張ろうっ!!」
皆「お、おおーっ!!」
かくして…
K達は、テンションを無理やり(?)上げて『日曜心霊スポット巡り/午後の部』に突入して行ったのでありました。
(でも『頑張ろう!』って…どうやって??笑)
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