11人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
さて。
K達は、そうやって午後からも数ヵ所の心霊スポットを巡り、撮影や録音を無事(?)終了させました。
K「よし。残るは…あと、一ヵ所か」
セクシィさん
「例の『町外れに有る大木』だな」
K「…うん…」
皆さん…。
皆さんの住む町には、『何かイワク付きの大木』なんて有りませんか?
例えば…
樹齢何百年か何千年かも分からないようなカナリ巨大な木が町外れに有って…
新しく道路など作る際にその大木を切り倒そうとしたら、作業員の方々が次々と不慮の事故にあってしまい…
『木のタタリ』なんて噂も立ち…
結局、その大木を切り倒さずに不自然に迂回する様な形で道路が作られたり…。
例えば…
やはり、カナリ巨大な木が町外れに有って…
いつも、誰かがお酒とか『お供え物』をその大木にしていて…
そして、夜な夜な…
その大木の方から、何か女の人のすすり泣くような声が聞こえてくるという噂が有ったり…。
K達が、最後に行こうとしていた『町外れに有る大木』というのは…
まさに、そういった類の大木でした…。
(『そういった類』って…具体的に、どんなイワクが有るのかは、忘れてしまいましたが…汗)
最初のコメントを投稿しよう!