銀河鉄道の夜を読んだ夜に~終章~

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もう何年になるだろうか。 カムパネルラに会いたくて会いたくて、巡り会う人に「カムパネルラを知らないかい?」って訪ねても、その人が僕の名前を呼ぶと僕は消えてしまう。 チャンスは年一回、七夕の日しかないのに……。 でも、僕はなんでこんな罰を受けなければならないんだ。 何をしたんだっけ? もう一度、カムパネルラと銀河鉄道に乗って宇宙を旅したい。 もう少しがんばろう。
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