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田舎のため、買い物も車がないと、やっていけない。
私達の祖母も車の免許を持っていた。
夕食などの買い出しには、必ずと言っていい程、
ついて行ってた。スーパーまでの道のりも、
小さかった私にとっては楽しいドライブだった。
一緒に買い出しに行けば、お菓子なども買ってくれた。
あの頃は、祖母も好きだった。
だから、料理上手の祖母から、いろんな料理を教わった。
一緒にキッチンに立つこともあった。
祖母に嫌われるなんて、1ミリも思ってなかった。
ただただ、祖母の役に立ちたくてしょうがなかった。
役に立つことで、自分の存在を見て欲しかったのかもしれない。
小さいながらも、祖母に気に入られようと、
知らずにやっていたのかもしれない。
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