2 思い出

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田舎のため、買い物も車がないと、やっていけない。 私達の祖母も車の免許を持っていた。 夕食などの買い出しには、必ずと言っていい程、 ついて行ってた。スーパーまでの道のりも、 小さかった私にとっては楽しいドライブだった。 一緒に買い出しに行けば、お菓子なども買ってくれた。 あの頃は、祖母も好きだった。 だから、料理上手の祖母から、いろんな料理を教わった。 一緒にキッチンに立つこともあった。 祖母に嫌われるなんて、1ミリも思ってなかった。 ただただ、祖母の役に立ちたくてしょうがなかった。 役に立つことで、自分の存在を見て欲しかったのかもしれない。 小さいながらも、祖母に気に入られようと、 知らずにやっていたのかもしれない。
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