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かなりの距離の向こうに丘らしきものがある。
まさか、・・・あそこから!?
さすがに彼の視力を以てしても、そこに誰がいるかなどは視認できない。
ただ一人、サルペドンだけが、
トカゲに刺さった矢を見つめて、
ひとりでに口を開いていた・・・。
「まさか・・・
狩猟の女神・・・アルテミスか!?」
そしてそう、
その小高い丘からは、
あまりにもグレイトな胸を震わせて、
一人の女性が立ちつくしていたのである・・・。
「キャーハッハハッハッハッハーァ!
あたーりぃぃ!!」
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