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「確かに、小森の奴性格悪くなったよな。でも、確か中学の時も二股あったじゃん」
「ちょっと語弊があるよ」
日山は久保山の話を受け思わず笑い、言葉を続けた。
「確か、おじいちゃん家に遊びに来ていた子が小森に一目惚れしたのよね」
「そうそう、それで遠恋だから文通してて」
「また、あいつも変に真面目と言うか、紳士というか」
「優柔不断なんだよ。だからしっかり断りもしないで!日山さんにもその子にもひどいこと」
「違うよ」
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