第一章 投稿小説

2/4

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
「自動小説作成アプリ?なんだこれ?!」 訝しく思いながらも、ダウンロードしてみることにした。もともと自分の小説のネタに自信はあったので、文体が変わればうけもかわるのではと思ったのだ。 「ま、面白い感じに書けたら、投稿してみるか。ん?!値段100万!!!やべ、中止だ!!」 小森は慌ててキャンセルを押した。 「あっぶねー!ん?なんだ、今キャンペーン中で回数制限はあるものの無料か」 小森は、胸を撫で下ろすと、改めてダウンロードした。 使い方を見てみると、色々ルールがあるらしかった。 「何々?」 舞台は現実で、登場人物も名前は変えていいけど、性格は現実のあいつだってわかる書き方をしなくてはいけない。主人公は投稿者本人で主人公に限っては好きに性格も変えられる 「とりあえず、やってみるか。んー、粗筋決めて、起承転結を作るのか。やっぱり、現実の舞台なら学校だよな」 そんな事を考えながら、小森はストーリーをまとめた。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加