バイバイ☆ゾウ子の恋

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ある日私は衝撃的な言葉を耳にする。 男子更衣室の前というのは、たまたま通りがかったからで、決して私はそのような趣味はない。 あくまでも「たまたま」だ。 トウマと友人の山口君の声が聞こえる。 「トウマ、この前のコ可愛かったのに 振ったの勿体ないなー。とりあえず、付き合っとけばいいのにー」 「お前バカか? 惚れた女がいるのにそんなのできる訳ないだろ!?」 「!!?」 時が三秒止まった。 なーーーー にーーーー !!? いついついつ? いつトウマを射止めた女がいたの!? あれ? いつも一緒にいたの私だけだよ? ん? 惚れた女=私!? 私の中で超展開が繰り広げられていた。 突然謎の自信が沸いてきて、イケる!! と、思った私は即実行したのだ。
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