古本屋
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学校のことは話さなかったけど家族でいった旅行の話をした。 「私も海や水族館いきたいわ。あっ誰かくるここに隠れて。」 足音がして海音は枕元のカーテンのかげに隠れた。 ガチャリドアの開く音がして気がつくと海音は古本屋のテーブルに並ぶガラス細工を見つめていた。 空はもう夕暮れだ、ランドセルから携帯を引っ張りだすともう帰る時間だった。
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