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いつまでもそこに居続ける訳にはいかない
誰かに話を聞きに行こう
そう思った矢先、誰かに声をかけられた
「あなた、どこから来たの?見ない顔だけど…」
多少煤けているけど金髪のお姉さんが聞いてきた
言ってることはよく分からないけど
「あなた聞こえてはいるみたいだけど、言葉は分かる?黒髪なんて珍しいわね」
僕はただ、はじめて見る人に驚いて黙ってしまった
お姉さんは困った顔をして暫く考えて、僕の手を取ってどこかへ歩きだした
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