戯れ言5:煌めく刀身に惹かれて (これは、刀剣類のお話です)

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 それとほぼ同時に、武者もまた、自身の右側に置いていた大小拵え二刀の鞘を両手で掴むと、素早く腰帯に差す。  二人のただならぬ様子に、いつもならば賑やかであるレッドランタン亭の店内は、一瞬にして静まりかえった……
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