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駅近くの橋で春香が無邪気に遊んでる…
「俊…少し…考えさせて…」
「由希がいくら考えても気持ちは変わらん…赤ちゃん産むなら責任取れん…」
「俊…解ったから…少しだけ…時間下さい…俊はじっくり考えたかもしれんけど私にしたら急に舞い込んだ話なんよ…数日前から時間は止まったまま…いきなり話が逆転…だから少し時間ちょうだい…」
「…解った…連絡は弁護士にして…俺は今は携帯も持って無いし当分持たせては貰えんから…出かける事も出来ん状態やから…」
「解った。春香を…抱っこしてあげてくれる？」
「…うん」
「春香！帰るからこっちおいで！」
私は春香を呼んだ。
俊は春香を抱き上げた。
「俊パパも一緒に帰るんでしょ？」
「ごめんな。今日は一緒には帰られへんねん…」
「春香…行こう」
「はぁい。俊パパ早く帰って来てね」
「ごめんな…」
俊の目には涙が浮かんでた。
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