アオイトリ

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「おい! 何すんねん、お前!」 「ママ、ピンチ?」 耳元でチビが心配そうに言った。 「あかん! お前は見たらあかん!」 目隠しするように手で覆うと、チビは姿を消した。 殴ってやりたくても、蹴ってやりたくて、も俺には何もできない。 ただ、されるがままのあおいを見てるしかなかった。 首を絞めながら、あおいを犯して快感を得るような、頭のおかしな男を。
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