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思いがけず、協力者を得ることはできたけど、肝心のあおいは頑なに自分を許そうとはしなかった。
自殺をはかったのに助かったのは、俺があおいを拒絶したからやと思い込み、俺に恨まれてると勘違いしていた。
俺の未来を奪った自分には、幸せになる権利なんかない。
また誰かを好きになって失うのが怖い。
色んな葛藤を抱え、あおいはとうとう大阪の実家へ帰ると言い出した。
真宮さんへの想いを断ち切りたいという一念で、一度は捨てた大阪へ……。
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