アオイトリ

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あおいが高校を卒業したら同棲する、という夢を双方の親に頭ごなしに反対され俺たちは逃げるように東京へ来た。 2人でちゃんと結果出して、お互いの両親に一刻も早く認めてもらいたい。 あおいと一緒になりたい。 あの頃の俺はそれだけを目標に、必死で頑張っていた。 一心不乱に頑張るあまり、大切なことを置き去りにしてしまってたことに死んでから気がついた。
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