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#124 スパイス
今日は土曜日、なんと彼女のユミちゃんの家に招かれた。
夕食を振るまってくれるらしい。
「おじゃましまーす」
「いらっしゃーい」
彼女の家に行くとユミちゃんは笑顔で出迎えてくれた。
「料理はまだだからちょっとソファにでも座ってて、絶対美味しいから期待していいわよ」
「楽しみ…だ…な…」
疲れていたのだろうか?少し眠ってしまった。
「ねえ起きて、料理できたわよ」
「ん…ああごめん、寝ちゃってたよ」
「いいのよ」
彼女の作った料理はとても美味しくて、まるで遭難して食料が尽き、救助されてようやくありつけたご飯のようだったと記しておく。
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