プロローグてきななにか。

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「―――っ、ふざけんじゃねぇよ!!」 怒りでついぽろっと叫んでしまったのはしかたがないよね、うん。 俺の口から出た言葉にぽかーんとしているのは我が愛しのチワワ達と憎き生徒会のクソ野郎共。 そして呆れたような顔の我が大親友様... …沈黙。 食堂内ではいつもの騒がしさが嘘のように静まり返っていた。 周りを見渡すと、全ての生徒がこちらに注目している。 やべー!どうしてこうなった!? 誰のせいか...?俺のせいだ!...って、ちがーう!! 残念な一人ツッコミをしたせいか、頭がだんだんと冷えてきた。 あ、やべぇなこれ… まぁ、うん。 親衛隊に入ってはや1年半ついにやっちゃいました☆ 「......あ、あはっ☆」 親衛隊で目立たず…ってのは無理って端からわかりきっていたので、せめて問題を起こさないように心がけていたが、…ついにやってしまった。 しかも最高にタイミングが悪い。 大親友よ……ごめんね。だからそんなこいつ馬鹿かみたいな顔しないで。 いやまじでごめんってば!
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