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「そうです。不愉快です。私たちの前から消えなさい」
先程まで黙っていた副会長が会長の言葉を肯定するように俺に、目を向けてそう言葉を放った。
「す、すみません…。お邪魔しちゃいましたねぇ。今日はお二人に会えて嬉しかったですぅ♪では僕はぁこれで失礼しますねぇ!」
少し冷静になった頭で、演技しながら去る。
「最初からそうしとけばいいんだ」
「全くです…」
俺は生徒会が嫌いだからなにを言われてもそこまで傷つくことはないから―
だから俺のことはなにを言ってもいいけどさ、親衛隊はお前らを本当に好きなんだよ…
時々、生徒会に呼ばれて嬉しそうに行った親衛隊の子が、泣きながら帰ってくることがある。
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