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* * そんなある日の晩ごはんの時だった。 母さんがパパに話しかけた。 「今度の日曜日。涼を呼んでいいかしら」 「涼君って君の最初の子供の?」 「そうなの。もう小学校の高学年だから。一人で電車にも乗れるし」 「へぇ。そうか。そうか。亜津紗の一つ上だものな」 「亜津紗。お前のお兄ちゃんが来るぞ」
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