第1章 犬猿な2人の生徒会長

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「ん?」 すると、また1人生徒がスカートが膝より上… というか膝上30センチほどはある短さだ。  先程と同じように千華はすぐにその女子生徒を呼び止めた。 「ちょっとあなた待ちなさい。」 千華に肩を叩かれて女子生徒は立ち止まって千華のほうを向いた。 「なんですかー、会長?」 「なんですか? ではなくスカートが膝より上になっていますよ。 しっかりと校則通り膝下に直して あと、髪を巻いているんじゃないですか? 校則で髪を巻くのは禁止されています!」  千華に注意されると女子生徒はすぐに直すそぶりもなく 「あー、髪はくせ毛なんで」 と髪をいじりながは答えた。 「それなら、申請をちゃんと学校の方に行ってください。 けど、スカートはちゃんと膝下にしてください!」 千華が注意すると、女子生徒は「えー」と言った。 「だって、暑いし…それに君は足が綺麗だからスカートは短いほうがいいって、カズ君が言ってたもん」
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