音楽教師の悦楽

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「知ってるよ~~、これが欲しかったんでしょ?」 「や、っああ、っひぁ、ぁあっ、っあ、っあ、、」 何度も突き上げられ、その度に声が漏れる。 「ははっ、いいね。もっと聴かせてよ、君の音色。」 無慈悲な言葉に抗うこともできず、小さな体を弓なりに撓らせ少年は喘ぎ続ける。 「ぃ、ひぁ、やだ、ぅあ、ぁあぁっ、やめ、も……、ゆるして、くださ、ぁ、ぁあっっ!!?」 ぱん、と音がするほど強く腰を打ち付けられる。 「余計なことは喋らなくていいんだよ。じゃなきゃ、」 冷えた声が耳元で囁く。 「ここで俺としたこと、あの人に言っちゃおうかなぁ」 「そん、な……ぅあっ、」 「そしたら、またお仕置き、されちゃうかな?」 「やだっ……、やだぁ……っっ!!」 少年は慌ててふるふると紅く染まった首を振る。 「君は啼き声だけ聴かせてくれればそれでいいんだ。」 「ぅぐ、ぁ!!」 腰の動きは少年を苛むように激しくなる。 「んぁっ、あ”、あ”っ、あ!やぁあ”っ、っ、や、……く、もうぃく……、んあっ!!…っちゃうっ、でちゃぅ……っ、」 「いいよ。出しなよ好きなだけ。ほら、」 「っ!!!」 ほら、と言われながら熱くなった性器を強く握られる。男の大きな手に擦られ、少年は白濁をその先端からほとばしらせた。 「ゃあぁあっ!」 びくん、びくん、と身体を仰け反らせながら、少年は男に、自身の白い腹に、艶やかな黒髪に、精を撒き散らした。 「ひ、とまんな……、ぁ、とまんない……、っ」 「もっと出しなよ、俺はあの人みたいに、我慢させたりしないから。」 後ろで繋がったまま何度も前を上下に扱きあげられ、びしゅびしゅと中のものを噴き出してしまう。白濁を飛ばすたびに後ろで男のものをきゅうきゅうと締め付けてしまい、快感が渦のように下腹部を巡る。 「ひぁ、ああっ、ぁあああんっ、」 「はは、参ったね、こりゃ。」 男も限界が近いようで、どくん、どくんと脈打つ鼓動が重なり合ったその瞬間、少年の腹の中で灼熱をほとばしらせた。 「ぁ……、なかっ、やだっ……っ」 「あらあらごめんね~」 「ぅ”……、ひっ、く、」 男はぐすぐすと涙を流す少年をゆっくり抱き寄せる。
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