理科教師の安寧

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「イくのは3回は俺が中で出してからな。それ守れなかったら、更にお仕置きするから。」 男の一人称が「私」から「俺」に変わったのを聞き、少年はますますおののく。仕事中の冷めた仮面を取り去った後の、この男のなんと荒々しいことかー。少年は日々身体にその暴力的とも言える男の行為を受け容れ続けている。 「もっと腰を上げろといつも言ってるだろう!」 少年の細い腰をその大きな腕が掴み上げると、その逞しい指が少年のまだ柔らかく白い臀部に食い込む。痛さと未だ続く強すぎる快感に震えながら、少年はこの理不尽な要求に従うしかない。 「ご、ごめんなさい、っあ、」 先程さんざん弄られた後孔を指とは比べものにならない質量と熱量とが押し拡げていく。 「っっっ、」 喉の奥までもが締め付けられるような気がして、息が浅くなり、少年ははくはくと陸に上げられた魚のように息をした。 「動くぞ」 非情な宣告と共に隘路を押し広げ、最奥に打ち付けられる。 「っっ、あっ」 なすすべもなく男に組み敷かれ、何度も何度も穿たれる度に少年はあられもない声を漏らした。 「あっ、や、ごめんなさ、ぁっ、ごめんなさ、い、、、あやまり、あっ、ます、からぁっ、あ、ゆるし、てくだ、さい、っひ、あっ、ああっ、、、、、あっ、」
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