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「は…、赦す訳、ないでしょう。」
男は抜きかけたものを再度少年の最奥目掛け突き上げる。
「っぅあ、!」
こんなのは愛を確かめ合う行為でもなんでもない。ただの拷問だった。
「い、た……っ」
最初は快楽を感じた蜜壺も今は質量を増した男のものにみちみちと切り開かれ、ずきずきと痛みが増すばかりである。入れられているという、それだけでも充分すぎるほどつらい。それなのに、更にそれを抜き挿しされれば、内壁を擦られ奥に突き当られるたび、まるで自分の身体が男の形に拡げられ作り変えられていくような気さえする。作り変えられることに身体が保たないのなら、壊れてしまうのが先か。
そんなことはどちらでもいい、とでも言うかのように男の攻めは続く。
「あの男の思うようにはさせませんよ。」
「、?」
あの男……。音楽教師も確かそう呼んでいた。自分を常にいましめ、鎖で繋ぐあの男のことである。
「り、かの……??」
「私と交わっているときに他の男の名を呼ぶな!」
怒号にびくりと身体が震える。
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