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細い腰を掴まれ、強淫されるたび身を焼く快楽。痛みなど、もはや感じなかった…。
虚ろな意識の中、世界が白く黒く点滅する。
室内の蛍光灯がちらついているようだ。視界の隅の窓はすっかり夜を映し出している。
星が一つ、二つとまたたきだす。
家に、帰らなければ……。
少年は快楽に眩む脳の端でそう呟く。こんなこと誰に相談できなくても、この場ではない、自分の本当の居場所に帰りたい。せめてもの慰みに家のことに意識を向ける。
けれど、奇妙なことに…。
家で待っていてくれるはずの家族の顔が、思い出せない。
強すぎる快楽で頭がおかしくなってしまったのか……。
「っぁあ、ひぅ、っあ、っぁあぁっ、」
喘ぎ声を抑えることはもはや叶わず、男にされるがままに卓上で跳ねる身体。
整然と並べられた室内の机と椅子だけが教壇の二人を見ている。
「よく反応する身体だ。ご褒美をやろう。」
ずちずちと卑猥な音を立てて犯しながら男は少年の腰を持ち上げたかと思うと、ぱん、と室内に響き渡るほどの音で少年の臀部をたたいた。
「っひっ、」
ぱん、ぱん、となんども平手で叩かれるたび、少年の中がより一層きゅうきゅうと男を締め付ける。
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