1306人が本棚に入れています
本棚に追加
縄さえ無ければとうに精を吐き出しているはずの下半身を見下ろせば、紅く屹立したままますますその熱を高めているようだ。
「やっ、やだぁ、いきたい、いきたいのにぃ、っ、おねがっ、はずしてぇ、っ…これ、やだぁっ、なんでもっ、するっ…」
少年は棚の上で局部を弄りながら屈み込む。
「ちっ…」
美術教師が舌打ちするのが聞こえる。
「あんま動くなっつったろ」
靴音がこちらに近づいてくる。
「おら、顔上げろ」
不安げに紅潮した顔を少年は上げるー…。
「!?」
不意に口を塞がれた。
少年の唇に男の唇が重なり、その口づけは次第に深くなる。
「んんっ…っ」
苦しくなり振り払おうとするも余計に押し倒されてしまう。厚い舌が少年の口腔に侵入し、ぐちゅぐちゅと掻き回される。
「んっ、……ふ、んんっ、ん!」
息が吸えず心臓の音がうるさい。
顔はますます紅くなり、酸欠と同時に高まる性感。射精前の一瞬のような状態が延々と続く。
目からまたぼろぼろと涙が溢れ、下半身が脈と同時にどくどく言っているのを感じる。
最初のコメントを投稿しよう!