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何度目かわからない口づけに頭の奥が痺れる。
「っ…」
のしかかる男の影。
不意に大きな手がするりと少年のブラウスを潜り痩せたあばらをなぞりだす。滑らかな感触を楽しむように骨の上を辿られるたび、びくんっと腰が揺れてしまう。
「ゃ…」
手は次第に少年の中心へと降りてくる。
「ゃだ…」
気づけばあり得ないほど息が上がっていた。
「はあっ…、はあ…、ゅるして…………」
つつ、と最後の骨を辿り終えた指が少年の腹を撫でる。
「…ぁ」
…駄目。
今そんなところ触られたら……。
「尿意我慢する感じと快感って、ちょっと似てるらしいよ。」
穏やかな口調がただただ恐ろしい。
「試してみようか。」
「、?!」
試す…………??
少年が涙目になりながら混乱していると…
「っ…!!!!」
男はあろうことか少年の下腹部に手の平で力を加えてくる。ゆっくり、優しく、けれど着実に。
「ゃ…っ、ぁあ……………っ、だ、だめっっ」
「何が、駄目なのかなぁ?」
「そんな、ことしたら………っっ」
「したら?」
「ひ、ぃやっ、……だめ、っゃだ………っ」
「ぁはは、かーわいい」
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