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「キャーッ!!」
隣にいる黒髪のイケメンに思わず悲鳴が出ました。
しかし、私が気絶する前に嗅いだことのある匂い…ムスク系のいい匂いに気が付き我に返りました。
「ムラサメは、飼い主にあって謝りたいそうだ。手を貸してやろうか?今のお前じゃあムラサメの言葉伝える事なんて無理だ!ムラサメが真佑の体かりて伝える事も出きるが、それこそぶっ倒れるだけじゃすまないだろうな。」
「真佑さん、大丈夫ですか?」
「よぉ、神楽!お前、俺に先に謝罪する事あるよな?」
「玄鐘様…真佑さんの力をおかりして実体化した事なら申し訳無く思っています。」
「ムラサメ、神楽の体かりて飼い主に伝えたらどうだ?俺に黙って真佑の力かりて実体化したんだから出来ないとは言わせないからな!そのせいで、真佑は倒れたんだから責任とれよ?」
神楽君にとって玄鐘様と呼ばれる黒猫様は、機嫌がとても悪くて鋭い眼光で神楽君を睨み付けました。
「えっと…玄鐘様?神楽君は、私が力を貸したので私にも責任はあります。なので、ここは…」
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