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確かに高校受験前に母と祖母と同い年の従兄弟と受験の神様で有名な猫神様がいる神社に行った事はあります。確か、大人になってからも別の猫神様の神社に試験前でお祈りする為に行ってそこで、一匹の黒猫に会い祠に案内されたのは覚えてます。
『猫神、わいと真佑の邪魔するな!真佑、はよう思い出さんか?』
『美愛様、こちらにいらっしゃいましたか愛しの待ち人に会えたみたいで良かったですね?』
私の目の前に目が金色のおっとり美人な黒猫が現れて人の言葉を話していました。見覚えがあり、あの時祠に案内してくれた黒猫でした。
『私は、美愛様とは別の神社にいて祠の主に貴女を案内するように言われた黒猫の神楽(かぐら)です。我が主は、寝ていますので後程紹介しますね?』
「真佑さん、神楽さんは黒猫の男の子ですよ。上品で美しいからと言って…あら、遅かったようですね。うふふ。」
神楽が、男の子で私のタイプの黒猫で運命の猫に思わず撫でずにはいられませんでした。
まるで、愛しの王子様に会ったかのように嬉しくて撫でずにはいられなかったのです。
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