7話 知的生命体と能力の関係

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大人になることが人生と政治活動の目的として確立しており、生命の存在そのものを認めるために政治が行われている。素晴らしい世界だと言える。 結婚はしなくても良く、そんな人も非常に多い。 教育機関を担う町が経済発展する場であるのは地球と同じだが、教育と生産が同時に割り当てられるという政治制度と仕組みで形成され、多くの人に安心と希望を与えている。 アルペジオの政治では、子供を産める事が可能な状態になって初めて大人となるシステムだが、同時に子供を産めない場合でも、また産まない場合も一生学生のまま生活をすることもでき、また一生学生で居る人の方が多いため生産性と人生活動に重きを置ける政治が可能となっている。 よって生涯生活に苦しむことは先ず無い。 少なくとも食料や生活バランスで苦しむことのない世界を確立できている。 理由だが、アルペジオの学生の学習時間、(勤務時間)は地球時間3時間相当であることが挙げられる。 勤務地により数分の場合も有り、誰もが自分の大人になるための準備として他の時間を充てている。それが政治の目的となり、人を動かす。食のために職を産む。そんな夢のような世界だ。まあ物理的には行けないので夢と同じの様なものだが。     
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