初めての

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初めての

「真人くん、朝ごはんは美味しかった?そう、ちゃんと食べられてえらいね。お薬が今日から変わるけど量は同じだから頑張るんだよ?」  白いベッドの上で幾つかの管を繋がれ横たわる子供の様子を注意深く診察しながらも子供を怯えさせないように優しく話しかけるユキ。その姿を永瀬は四人部屋の病室の入り口でじっと眺めていた。 子供たちの表情からも如何に彼が信頼に篤いか見て取れる。  慈愛に満ちている聖母のようだと言ってもいいくらいのその様子は、昨夜永瀬の腕の中でシーツに染みを作るほど濡れて淫らな表情を見せていた彼と同一人物とは思えないほどであった。  ゆらゆらとねだるように腰を揺らしながら発情期の狂おしい熱に苛まれているユキは男を奥で締め付け、発情期の間だけ現れると言う子宮に精を受けるために搾り取るような動きをみせて、永瀬を夢中にさせた。 そんな自分をわずかに恥じらって目元を赤く染めながら形ばかりの抵抗を見せながらも最後は 『永瀬先生…ぇ……っあああっ……』  舌っ足らずに自分の名を呼んでいた。そんな細い躯を何度も永瀬は貫いて、その躯に何度も注ぎこんだ。あれからまだ半日も過ぎていない。     
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