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第一話 五月:白雪姫?
今私は高校生です、好きだった幼馴染の少年とお付き合いしてます。いろんな事があったり…色んな事したり…。この話は恋する私の中学校時代の恋愛のゴールまでと、月ごとに起こった最大イベントを描いたお話です。
私/北上 舞/十二歳の中学生/テニス部に所属。
こんな私ですが、恋をしています。
「おいおい、部活行くぞ」
「分かってるよ、今行くから待ってて」
そう、私は彼に恋をしているのです。
彼の名は柏崎 隼人/十二歳/テニス部に所属/隣のクラスで、幼馴染の仲です。
「ごめんね」
「大丈夫、小学生の時もこんな感じだったし、いつもの事だよ」
「ひどいなぁ…」
「あはは、ごめんごめん」
柏崎君とは幼稚園・小学校と一緒で、小さい頃からずっと何処へ行くにも一緒だったのを覚えている。
「それより、今日だけどさ…」
「なに?」
少しだが期待してしまう。
「部活何処でやるの?」
それを聞いた途端、私は懐古ギャグマンガみたいな感じで転んでしまいそうだった。柏崎君はなんというか…見た目は真面目そうなのに案外そうでもなかったり…かっこいいのに少し子供っぽいところがあったりとか、見た目とは違う所があるのは私は知っている。
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