カウンターの中から

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 優美さんを押し倒し、上から覆い被さるようにキスをした。  唇を離し、優美さんが、 「私はりょうの物。これ以上はだめ」  そして、優しく抱きしめてくれた。 「女の子が好きなんだね」  コクン 「つらくなかった?」 「辛いときもあったけど、今は大丈夫です」 「檸檬さん、強いのね」 「小さいときから蜜柑ちゃんいてくれたから、がんばれた」  優美さんと私は向かいあい、優美さんに腕枕をしてもらう形になった。 「いつ頃からなの?」 「気が付いたら、女の子が好きになっていました」 「自分の体に違和感は感じる?」 「違和感は感じたことはありません。お洋服や下着も可愛いの着たいです。みんなに可愛いて言って貰いたいし。髪形も気になるし・・胸も大っきい方がいいって思います。でも・・・・私は、優美さんや蜜柑ちゃんの様な可愛い女の子が・・・・好きなんです・・愛してしまうんです・・小さい頃、好きになった女の子の告白すると、気味悪がられて、私の前からいなくなっちゃうんです。先生、わたしの前からいなくならないでください下さい。お願いします。」
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