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優美さんは、優しい笑顔で、
「私は、絶対にいなくならない、ずっと、檸檬さんのそばにいるよ。約束する」
優美さんは、私を抱き寄せた。
「ありがとうございます」
そのまま、優美さんにキスをした。
ゆっくりと優美さんは唇を離し、
「だめ。私はりょうのもの。浮気になっちゃうから、キスもだめ」
私は少し、伏し目がちになって。
「ごめんなさい」
優美さんは優しく私の頭を撫でながら、
「わかってくれればよろしい。でも、このことは、皆には話した方がいいね」
「はい・・」
「心配ない。皆、分かってくれる」
「は・・い・・ぃ zzzz」
「よっぽど、雷が恐かったのかな、それとも、秘密を打ち明けられたから、安心したのかな」
zzzz
「おやすみ」
2人向き合ったまま眠りについた。
次の日は、土曜日。皆揃っての夕食。
いつものようにみんなでワイワイ食事していると、優美さんが突然真剣な顔で、
「りょう、お話があるの、いい?」
りょうちゃんは、味噌汁をすすりながら、
「なに?」
「私・・浮気しました」
ウム!ゴホゴホ
「優美・・・・だ・・れ・・と」
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