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……あれからまた、数日が経った。いつも通り出勤した霧中に変わったところはない。少なくとも、見た目には。
いつだったか、連絡もなく突然休んだ日があった。あれ以来、いつも昼休みに本を読んでいた彼はその行為はなくなり……日に日に、無表情になっていった。
元々しゃべる方ではなかったが、その変化は誰の目にも明らかだ。話しかけても、淡泊な返事しか返ってこない。まるで、ロボットのように。生きながらに、死んでいるかのように……
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