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脇腹に噛みつかれて、汗ばんだ肌を舌が這う。
「帰るつもり?
まだ足りないでしょ?
もう一回。今日は一晩中、どう?」
そう言いながら、奥を突かれて、快楽の海に引き戻される。
しつこく攻められて、声が掠れるほど喘ぎ、出るものなんてもう無いのに、繋がったまま、与えられる刺激に狂喜する。
うつ伏せた背中に、指がつたう。敏感に上気した肌は、それだけで淫乱な俺を呼び起こす。
「はぁ…ぁん…
ヤダ…も、なんも出ないし。」
身体を捩って僅かに拒んだ。
「章太郎?大丈夫か?」
気遣うような事を言いながら、躰をまさぐる手は止まらない。
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