仕事、辞めました

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想いが通じた、そう思っていたのは俺だけで。 先輩に開かれた躯は、先輩のものになる事はなく、他の男達に売るために開発されただけ。 覚えてしまった快楽は、相手が変わっても、同じように俺を狂わせた。 ただの淫乱。きっと向いてたんだ。 一年前、先輩が薬物の所持で捕まるまで、そんな事を続けてた。 とっくにあんなヤツ、好きでも何でもなかったけど、情だったのかな。 言われるまま、客とって、取り分分けてって続けてた。 俺も、売りで捕まると思ってたのに、その事はバレてないのか、言わなかったのか。
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