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眠い。
脱ぎ捨てたスーツもそのままに、ベッドに倒れ込んだ。
あー、風呂入ってないや…
でもムリ。もう、目が開かない…
…おやすみなさい…
目を覚ますと、すでに夕陽が落ちかけていた。
「風呂、入りてぇ。」
いつの間に脱いだのか、気付けば全裸で眠っていたらしい。
脱ぎ捨てた衣類を拾いながら、バスルームに向かう。
鏡に映る色白の躯は、細く華奢だ。
毎日のように、日替わりの相手に愛され続けた躯は、今は満ち足りてはいない。
貪欲な肉体は、刺激を求めている。
そっと自分の躯に指を這わせた。
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