-バニラが私に…-

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 おそらく台本にないのだろう。  私は、今度は審査員席に座った、葉敬を見る。  なにか葉敬が知ってるかもしれないと思ったからだ。  すると、  「…お姉さん…どこを見ているの?…」  バニラの声がした。  私はその声で、バニラを振り向く。  即座に、バニラが私の唇を奪った。  180㎝近い長身で、私のカラダを掴み、159㎝と小柄な私に覆い 被さるような態勢で、私を羽交い絞めにして、私の唇を奪った…
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