第30回 久米三十六姓と、遊郭の女流歌人

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 そしたら、島袋さんは翌日、一緒に民謡のラジオ番組のパーソナリティーをやっている、琉歌に詳しく、沖縄民謡と放送界の大御所・上原直彦さんにこの琉歌を見せて、これでいいか相談してしまった! で、放送直前にもかかわらず、オレの琉歌の真似事を本物に仕上げてくれた。それを島袋さんがラインしてくれた(感謝)。 「ちなみに、人のご縁は、天からのものなので『海からやってくるもの』という表現は使わないほうがいいとのことでした」(島袋さんのラインより)  当エッセーは島袋千恵美さんはじめ、やさしいウチナーンチュ、移住組の方々に支えられ、1年半続けられました。そんな沖縄の方々と読んでくれたみなさんに感謝の念を。  50男の沖縄の勉強旅はまだ始まったばかり。またお逢いする日まで。  ただ一人やてぃん  真道踏みば  天縁ぬん付ちゅる  浮世知らな 《今はただ一人の身だけど 誠実に生きれば 天の縁のある人と出会う それが人の道(浮世)と知ろう》    松野大介
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