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同僚と共に訪れたバーのサイドに陣取った、派手目の二人組の片割れがナヲコで、いきなし「かんぱーい」と頼んでもいないテキーラを差し出してきた。
二人の女はど派手で鋭く尖った鋭利な爪と、バサバサと瞬く長いつけまつげが特徴の、どちらも大して代わり映えのしない二人組であった。違いは日に焼けている方がナヲコで色白なのがもう一人。
連れである同僚は、ナヲコとは違う色白の女と一緒に消え、簡単な人生をテイクアウト。結果僕は色黒なナヲコと二人きりになった。
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