第1章

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獸害被害について、今月10・11日にクラブツーリズムの仕事で尾瀬に行き、地元の運転手から聞いた話に驚いた。 尾瀬では(群馬県片品村)昨年 120頭の鹿を捕獲したそうだが、それでも毎年鹿は増え続けていて、尾瀬の水芭蕉でも何でも構わず、芽が出たら食べてしまうというのだ。 今年の水芭蕉の花が多いのは、積雪が多くて食べれなかったからだという事で、夜、尾瀬に行くと、暗闇の中で沢山の鹿の光る目を見るそうだ。 熊・猪・鹿・猿にさらにカモシカ、大型野生動物の被害は増大している。 現在では猟友会も高齢化が進み、引退する人が多いのに、若い人が入会せず(過疎化で若い人が居ない)この獸害に対しては徐々に無力化しているという。 では、全然対策は無いのか? 奇策が1つだけある。 それは、シベリアかアラスカから狼を導入する事だ。 狼は、童話では悪役であり、そのイメージから人間を襲うと思われるだろが、実は違うという。 家畜を襲っても人間は何故か襲わないというのだ。(襲った狼は、狂犬病にかかっていた)
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