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本棚に追加「聡くん、きっと喜ぶね」
妃芽が嬉しそうに笑ってくれる。
「私、まずは、聡に謝らなければならない」
「・・・・じゃあ、それも含めて、聞いてもらったらいいよ」
妃芽は私を諭すように言う。
「いついえばいい?どんなタイミングで?」
「うーん、23日は何するの?」
「さぁ?ご飯食べに行こうってしか言われてない」
「そうか・・じゃあさ、その後に、クリスマスツリーを見に行くのはどお?」
妃芽はスマホで写真を表示して私に見せる。
「うちの会社の近くなのよね。ここは結構有名なところだから、亜海も聞いたことない?」
大きなクリスマスツリーと、ライトアップされた建物の写真。
レトロな建物が川沿いに立ち並んだエリアは、デートじゃなくても友達と行ったことがある。
「知ってる。割と有名なスポットじゃない?」
と私は言った。
「私も海里と見れたらなぁーと思ったけど、会社の近くだからね」
妃芽は苦笑して、スマホを机の上に置いた。
「聡を誘ってみる」
「うんうん」
妃芽が嬉しそうにうなずいてくれる。
ちゃんと言えるかな?
じゃなくて、ちゃんと言おう。
きっと聡は聞いてくれる。
私が逃げなければいいだけの話だ。

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