俺の天使、サプライズにつき。

17/36
2885人が本棚に入れています
本棚に追加
/495ページ
触れたとおもったのにするりと躱され、焦らされる。 それに焦ったさを感じ始めていた。 「っ、そら、ぁ、んん…ゃだ、だめ、」 「…何が…?」 本人も分かっているのにわざわざ聞いてくる所がまた、イジワルだ。 「ぁっ、んん…、んっ、いゃ、し、た、…っ、」 「舌?」 空は唇を離し、舌を出した。 俺は目的のものを見つけ、すぐさま自分のをそれに絡み合わせる。 裏をなぞり、くちゅくちゅという音が部屋中に響く。 混ざり合った唾液をごくんと呑み込みながら、舌で空の歯の裏をすべてなぞり、味わう。
/495ページ

最初のコメントを投稿しよう!