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「…春、さっきからずっと、当たってるよ…?」
「ち、ちがーーーー」
「…もうこんななのに、違うの?」
腰に巻いていたタオルをそっと剥がされ、お腹に当たるくらいまで勃ち上がったそれが、外気に触れて、ぶるりと震えた。
「違わないよね?
なんで、こんなになってるの?
気づかないとでも思った?
お風呂から上がった時から…だよね?」
どうやら空は俺のカラダの変化に最初から気付いていたようだ。
バレていたなんて、ますます恥ずかしい。
俺はばっと両手で顔を覆った。
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